COLUMN
コラム
2025.01.10
コラム
クラウド会計は帳簿記載に則った記入が簡単
前回のコラムでは、税法に則った帳簿入力の場合、取引を行った年月日、取引を行った相手方、取引内容、取引対価の額を記載することが必要と説明させていただきました。
では会計ソフトが全て税法に則った帳簿の記載要領に従っているでしょうか。会計ソフトによっては、取引年月日と取引対価を記載する項目はあっても、取引相手と取引内容は摘要欄にまとめて記載するものもあります(調べてみると、取引先ごとに補助科目を作るよう指導しているようです。)。
クラウド会計はその点、取引相手、取引内容を記載する項目があり、ルールに従った入力が比較的行いやすいというメリットがあります。
以下、freeeの入力画面一例
マネーフォワードの入力画面一例
Amazonビジネスの連携はマネーフォワードでもfreeeでも可能ですが、購入したのものが摘要欄又は備考欄に自動反映されます。また適格請求書発行事業者登録番号(いわゆるインボイス番号)が表示され、消費税の計算も正しく行うことができます。インボイス番号をキーに取引先を自動入力する設定を行えば、税法のルールに従った帳簿の記載が簡便になり、バックオフィス業務の軽減にもつながります。
下記はマネーフォワードを例とした場合。