COLUMN
コラム
2025.03.12
コラム
クラウド会計編5【マネーフォワードの連携方法「私用口座・カードを連携しない方法(連携サービスを選択する方法」】
個人事業主の帳簿記載は事業に関係がある銀行口座・クレジットカードの入力が必要
個人事業主の帳簿の記載は、事業に関係するものを取引順に記載することが求められています。
このため、事業用銀行口座や事業用クレジットカードを利用して行う取引は、原則として(プライベート部分を含む)全ての取引入力が求められます。
一方で完全プライペート(私用)な銀行口座やクレジットカードの利用は、事業性がないため、会計入力をする必要はありません。
銀行口座やクレジットカードは事業用と私用を区分すべき
当事務所は「銀行口座やクレジットカードについて、事業用と私用を区別」することを強く推奨しています。
この際、お客様からは、お気に入りのカード会社(例 三井住友カードや楽天カード・アメリカン・プレスなど)があるから、別のカードは持ちたくないという相談を受けることがあります。
この場合、当事務所ではVISAとMastercardなど異なる国際ブランドでクレジットカードを2枚発行することをお勧めしています。(例えばビザカードを事業用、マスターカードをプライベート用と利用するなどです。なお銀行口座も同様です。)
マネーフォワードの金融機関連携の設定方法
マネーフォワードと各種金融機関の初期設定の連携は、利用者IDごとに行われます。つまり三井住友カードや楽天カードなど複数枚所有をしている場合、初期設定では全てのカード明細が連携されることになります。そこで今回は楽天カードを例として、一部のカード明細を連携する方法を説明します。





以上となります。
なお株式会社などの営利法人は事業活動を目的とする組織のため、休眠状態の銀行口座やクレジットカード取引であれ、帳簿を記録を残す必要があります。したがって法人名義の口座・カードについては連携サービスの選択操作は不要です。)